データ分析の効率化に!Excel FILTER関数の使い方完全ガイド【2025年最新版】

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Excelを使ったデータ分析や集計作業では、必要な情報だけを抽出する「フィルタリング」が非常に重要です。その中でも、「FILTER関数」は特定の条件に合うデータだけを瞬時に抽出できる、非常に便利な関数です。

この記事では、Excel FILTER関数の基本的な使い方から応用テクニック、実務で使える具体例までを解説します。この記事を読むことで、あなたのExcelスキルが格段にアップし、日々の業務効率が飛躍的に向上するはずです。

Fileter関数使い方ガイド

FILTER関数を使えば、必要なデータだけを瞬時に抽出できる!

FILTER関数は、条件に一致した行だけを抽出できる関数です。手動でフィルターをかけるのとは異なり、関数として使えるため「自動化」や「再利用性」に優れています。

FILTER関数の構文は以下の通りです:

=FILTER(配列, 条件, [空の場合の値])

この関数を使えば、たとえば「売上が1,000円以上のデータだけ表示する」「特定の担当者のデータだけ抽出する」といった処理を簡単に自動化できます。


FILTER関数の基本的な使い方

まずは、基本的な使用方法を紹介します。

使用例:売上が1,000円以上の行を抽出する

以下のようなデータがあるとします:

商品名担当者売上
A商品佐藤800
B商品鈴木1500
C商品田中2000
D商品佐藤950

この中から売上が1,000円以上の行だけを抽出したい場合、以下のように入力します:

=FILTER(A2:C5, C2:C5>=1000, “該当データなし”)

結果:

商品名担当者売上
B商品鈴木1500
C商品田中2000

FILTER関数の応用例

FILTER関数は複数条件にも対応しており、さらに応用の幅が広がります。

使用例:担当者が佐藤で、売上が1,000円以上のデータ

=FILTER(A2:C5, (B2:B5=”佐藤”)*(C2:C5>=1000), “該当データなし”)

このように「*(アスタリスク)」で条件を掛け合わせることで、AND条件を設定できます。

使用例:OR条件での抽出

担当者が「佐藤」または「田中」のデータを抽出:

=FILTER(A2:C5, (B2:B5=”佐藤”)+(B2:B5=”田中”), “該当データなし”)


FILTER関数と他の関数の組み合わせ活用

FILTER関数は他の関数と組み合わせることで、さらに強力なデータ処理が可能になります。

SORT関数と組み合わせて並び替え

→ 売上が1,000円以上のデータを抽出し、売上順に降順で並べ替えます。

=SORT(FILTER(A2:C5, C2:C5>=1000, “該当データなし”), 3, -1)

UNIQUE関数との併用

=UNIQUE(FILTER(B2:B5, C2:C5>=1000, “該当データなし”))

→ 売上が1,000円以上のデータに関わった担当者を一意に抽出します。


FILTER関数の注意点と対策

FILTER関数は非常に便利ですが、以下のような注意点もあります。

  • 対応バージョンに注意:Excel 365またはExcel 2021以降でのみ利用可能。
  • 空データがあるとエラーになる場合あり:第三引数で空白時の処理を指定しておくと安心です。
  • 複雑な条件を記述すると見づらくなる:必要に応じてヘルパー列を活用すると良い。

実務でのFILTER関数の活用事例

1. 商品別の売上集計表の作成

売上表から、特定商品に関するデータだけを抽出して、ピボットテーブルに転送したり分析したりする際に活用。

2. 人事データの絞り込み

勤怠管理表から「遅刻回数が3回以上」かつ「所属が営業部」の社員だけを抽出して一覧化するなど、人事部門での絞り込みに便利。

3. 顧客管理データベースの最適化

条件に合った顧客(例:特定エリア・購入金額一定以上)を抽出して、営業リストの作成やDM送付先のリストとして活用。


よくある質問とその回答(FAQ)

Q1:FILTER関数が使えないのですが? → Excel 365 または Excel 2021以降でのみ使用可能です。バージョンをご確認ください。

Q2:複数条件を使うとエラーになります。 → 条件を括弧「( )」で囲い、AND条件は「*」、OR条件は「+」でつなぐ必要があります。

Q3:抽出結果が空白です。 → 条件に該当するデータがないか、参照範囲が間違っている可能性があります。第三引数で「該当データなし」と入れておくとわかりやすいです。


まとめ:FILTER関数を使いこなして、業務の効率化を実現しよう

ExcelのFILTER関数は、手動でのフィルタリング作業を自動化し、必要なデータだけを瞬時に抽出できる非常に強力なツールです。特に日々の業務で繰り返し行うデータ処理や集計作業では、大きな時間短縮と精度向上が期待できます。

この記事で紹介した使い方や活用例を参考に、ぜひFILTER関数を日常業務に取り入れてみてください。正しく使えば、Excelの作業が劇的に効率化され、より価値ある分析や判断に時間を使えるようになるでしょう。